012 半径500mの生きもの Vol.7

 家の敷地内に、毎年訪れてくれる虫たちです。

本当に身近な生きものたち。(文・写真 若林)



 詳しくは分からないのですが、庭にある、セリ科のハーブだと思われる植物に毎年訪れます。

キアゲハの幼虫。毎年6月中旬ころから、ふと気が付くとモリモリと食べています。

ツンツンと指でつつくとにょきっと出すオレンジ色の角。

肉角または臭角と言うそうです。敵から身を守るために出す、オレンジ色の臭い角。

中身は体液で満たされていて、圧力の増減で出したり引っ込めたりできるそう。

匂いを嗅いでみたけど、分からなかったな…。

丈2メートル弱の草に、14匹いました。

近所の子が2匹隔離して、観察中です。今はサナギになりました。

何日後に蝶々になるのかな?

 もう一つ、この時期に庭でよく見かける蝶々、シジミチョウです。ベニシジミかな?

畑のルッコラに留まっていました。

小さくてひらひらと飛び回る姿は可憐で、とてもかわいいですよね。

 本当によく見かける蝶々なので、子ども達による虫捕り遊びの格好のエモノ…。

(捕まえたらまたすぐに離していますが)

 今は雨ばかりでまったく蝶々を見かけませんが、梅雨があけたらまた草原をたわむれる姿に会えることを、楽しみにしています。

だけじゃないあち

知りたい! 伝えたい! 阿智村にある、あんなもの、こんなものを紹介します。